薬物・拳銃や児童虐待などに関する情報を匿名で知らせることができる「匿名通報ダイヤル」の受理件数が、2015年度は1万1,321件で過去最多となったことが23日、警察庁のまとめで分かりました。

 2007年の導入以降、1万件を超えたのは初めて。前年度より1,920件増えました。

 スマートフォン用のサイトを2013年に新設したことなどから、インターネット経由の通報(1万800件)が大半を占め、電話による通報(521件)は減少が続いています。

 情報の内訳は薬物・拳銃関連が2,394件で最も多く、児童買春などの少年福祉犯罪関連が1,036件、児童虐待関連が508件で続きました。新たに匿名ダイヤルの対象事案に加わった特殊詐欺は230件ありました。

 摘発につながった通報は36件。うち少年福祉犯罪関連が13件、薬物・拳銃関連が12件の順でした。特殊詐欺は1件で、アジトの情報提供により複数の容疑者を逮捕しました。また、虐待の通報のうち、44件は実際に疑いがあるとして児童相談所に通告しました。