北海道は、待機児童解消のかぎとなる保育士の人材確保に向け、初の実態調査を行いました。保育士として働く人の6割が「給与・賞与の改善」を求め、資格がありながら保育士として働いていない人の5割以上が、勤務するには「経済的な条件が不安」と答えました。

 昨年12月、道内で保育士の資格を持つ1万人に調査票を郵送し、今年1月までに3,081人から回答を得ました。保育士として働く人は51%、働いていない人は49%でした。

 現職場で改善してほしいことは「給与・賞与等の改善」が最多の約62%。「職員数の増員」が約46%、「事務・雑務の軽減」が約42%と続きました。一方で、仕事に対するやりがいについては、67%が満足していました。

 現在保育士として働いていない人に、今後働くとしたら何が不安かを聞くと、「体力の低下」が最も高く56%。次いで「年収など経済的条件」が53%でした。「条件が合えば働きたい」と考える人は53%でした。

 年収については、正職員で200万円以上300万円未満が最も多く32%を占めました。20代に限定すると54%に達し、若年層ほど経済的に不安定になる傾向が分かりました。